インプラントQ&A
インプラント治療の前に知っておきたい7つのこと
このページをご覧になっている方の中には、
「インプラントという言葉を聞いたことがあるけれど、どんなものかはよくわからないので知りたい」
「他の歯科医院で説明を少し聞いたので、調べてみたい」
「インプラントを本格的に検討していて、どこの歯科医院で治療を受ければいいか、判断に迷っている」
など、いろんな方がいらっしゃるかと思います。そのような方のために、野中歯科医院のインプラントに対する考え方をQ&A形式でわかりやすく掲載しました。
ですので、「インプラントってなあに?」という方も、「インプラントの基本的なことはわかってるよ」という方もぜひお読みいただいて、当院の考え方を知っていただければと思います。
通常歯を抜いたところは何もなくなってしまいます。抜いたところは歯や歯の根っこが何もないのでさし歯は出来ません。ではどうするかというと、取り外しの入れ歯を入れることになります。ただ、入れ歯の場合ははずしてまた入れるというものですので、面倒だったり、違和感を感じる場合があります。
これに代わる方法として出てきたのがインプラントです。インプラントというのは歯茎を切開し、めくり、骨の内にチタンで出来たねじのような人工の根を埋め込む治療です。
歯というのは目に見えている歯冠という部分と見えない歯根という根の部分からできていて、歯根が歯を支えています。そして、歯根は骨の中に植わっています。その歯根の役割をするのがこの人工歯根、インプラントと言います。
この人工の根を顎に埋め込みます。その後めくった歯茎を戻し糸で縛っておき、上にふたをしておきます。インプラントはチタンで出来ていますが、チタンは骨とくっつく性質がありますので、3か月寝かせておくとインプラントと骨がくっつきます。
くっついたところに土台を立て、普通の歯と同じように型を取り、かぶせていきます。中ではインプラントが支えていますが、くっついてしまえば、ご自身の歯と変わらない状態になります。上にかぶせる歯もくっつけますので、取り外しではありません。ですので、歯を失う前の、健康な歯に非常に近い状態を取り戻すことができます。
お時間は大体2時間から2時間半くらいかかります。しっかり麻酔が効きますので痛みは全くありません(全身麻酔ではなく、通常の歯の治療と同じく部分的な麻酔です)。親知らずを抜く位の治療になります。
その後インプラントと骨がくっつくのを待つために、眠った状態で3カ月程待ちます。その後、土台を立て、型をとり、歯を入れます。
しかし、上でもお伝えしたとおり麻酔が効きますから、痛みはまったくないです。さらに、野中歯科医院では、院内にCT撮影装置がありますので、その場でお口の中の断面図(!)を見ることができ、「どのような角度で、どれくらいの深さでインプラントを入れればいいのか」をいっしょに確認することができます。
説明後もご不安が質問がある場合は、安心できるまでどうぞご遠慮なくご質問ください。
つまり、ご高齢の方でしたら、健康的であれば基本的にどなたでもインプラントが可能です。糖尿病などの内科的な病気などをお持ちの場合は、内科の先生と相談して、インプラントが可能かどうか、いっしょに検討していきましょう。
また、骨の量などによりインプラントが可能かどうかも変わってきます。これも院内でのCT撮影で検査・診断ができますので、ご安心ください。
インプラントは、むし歯にはなりませんが歯周病(歯槽膿漏)にはなる可能性があります。インプラントは歯と同様に骨と歯茎とくっついています。ですので、インプラントを行うにあたって、まず歯周病が治っていないとできません(逆に、歯周病が治る前にインプラント治療をしている医院の場合は危険です)。
なぜなら、歯周病が治っていないとインプラントの周りに菌が感染して歯槽膿漏になり、何年かすると腫れたりグラグラ揺れてきてしまうことがあるからです。
つまり、インプラント治療は、ご自身の歯をもう一度作るのとほとんど同じことだと思ってください。
インプラントも車と同じようなものです。普通に使っていただいて10年位もちますが、それより先はお手入れ次第です。「手入れをするのは面倒だなぁ」と思ってしまいがちですが、健康な歯も、歯磨きしないとむし歯になったり、歯周病になったりしますよね?
つまり、何年もつかはお手入れによってかなり左右されてくるのです。インプラントもご自身の歯と同じと思ってください。逆に言えば、まるで本物の歯が元に戻ることに近いからこそ、お手入れが必要なのです。
インプラントを埋め込む手術の時には、バイ菌が入らないように予約を締切り、滅菌された状態で行います。つまり、院内をあなた専用にします。インプラントも人口衛星の部品のように精度の高い精密機具です。当院で使用しているインプラントはドイツ製のもので、全世界で使用されており、世界で25%のシェアをもっていますので、ご安心ください。
このページをご覧になっている方の中には、
「インプラントという言葉を聞いたことがあるけれど、どんなものかはよくわからないので知りたい」
「他の歯科医院で説明を少し聞いたので、調べてみたい」
「インプラントを本格的に検討していて、どこの歯科医院で治療を受ければいいか、判断に迷っている」
など、いろんな方がいらっしゃるかと思います。そのような方のために、野中歯科医院のインプラントに対する考え方をQ&A形式でわかりやすく掲載しました。
ですので、「インプラントってなあに?」という方も、「インプラントの基本的なことはわかってるよ」という方もぜひお読みいただいて、当院の考え方を知っていただければと思います。
①インプラントとは何ですか?
インプラントとは顎の中に人工の根を埋め込み、歯を被せるものです。通常歯を抜いたところは何もなくなってしまいます。抜いたところは歯や歯の根っこが何もないのでさし歯は出来ません。ではどうするかというと、取り外しの入れ歯を入れることになります。ただ、入れ歯の場合ははずしてまた入れるというものですので、面倒だったり、違和感を感じる場合があります。
これに代わる方法として出てきたのがインプラントです。インプラントというのは歯茎を切開し、めくり、骨の内にチタンで出来たねじのような人工の根を埋め込む治療です。
歯というのは目に見えている歯冠という部分と見えない歯根という根の部分からできていて、歯根が歯を支えています。そして、歯根は骨の中に植わっています。その歯根の役割をするのがこの人工歯根、インプラントと言います。
この人工の根を顎に埋め込みます。その後めくった歯茎を戻し糸で縛っておき、上にふたをしておきます。インプラントはチタンで出来ていますが、チタンは骨とくっつく性質がありますので、3か月寝かせておくとインプラントと骨がくっつきます。
くっついたところに土台を立て、普通の歯と同じように型を取り、かぶせていきます。中ではインプラントが支えていますが、くっついてしまえば、ご自身の歯と変わらない状態になります。上にかぶせる歯もくっつけますので、取り外しではありません。ですので、歯を失う前の、健康な歯に非常に近い状態を取り戻すことができます。
②どんな治療の流れになりますか?
診断と治療計画として、レントゲンなどを用いて十分な診断の後、実際のインプラント治療について詳しくご説明します。その後インプラント手術を行います。お時間は大体2時間から2時間半くらいかかります。しっかり麻酔が効きますので痛みは全くありません(全身麻酔ではなく、通常の歯の治療と同じく部分的な麻酔です)。親知らずを抜く位の治療になります。
その後インプラントと骨がくっつくのを待つために、眠った状態で3カ月程待ちます。その後、土台を立て、型をとり、歯を入れます。
③本当に安全なインプラント治療なのか、不安ですが…。
インプラント治療は「手術がある」と聞いて、とても不安になってしまわれる方もいらっしゃいます。たしかに、「手術」となると「大丈夫かな」と思ってしまいがちです。しかし、上でもお伝えしたとおり麻酔が効きますから、痛みはまったくないです。さらに、野中歯科医院では、院内にCT撮影装置がありますので、その場でお口の中の断面図(!)を見ることができ、「どのような角度で、どれくらいの深さでインプラントを入れればいいのか」をいっしょに確認することができます。
説明後もご不安が質問がある場合は、安心できるまでどうぞご遠慮なくご質問ください。
④年齢的にインプラントできるか心配です。
個人差がありますが、骨の成長期である18~20歳未満の方は避けた方がいいです。骨の成長が止まった年齢からが、インプラントの適齢期です。つまり、ご高齢の方でしたら、健康的であれば基本的にどなたでもインプラントが可能です。糖尿病などの内科的な病気などをお持ちの場合は、内科の先生と相談して、インプラントが可能かどうか、いっしょに検討していきましょう。
また、骨の量などによりインプラントが可能かどうかも変わってきます。これも院内でのCT撮影で検査・診断ができますので、ご安心ください。
⑤インプラント前は、どんなことに気をつけたらいいの?
インプラントをするにあたって、気をつけたいことが2つあります。1つは歯周病が治っていること。もう1つはインプラントの周りもよく磨き、定期検診などのお手入れが必要なのことです。インプラントは、むし歯にはなりませんが歯周病(歯槽膿漏)にはなる可能性があります。インプラントは歯と同様に骨と歯茎とくっついています。ですので、インプラントを行うにあたって、まず歯周病が治っていないとできません(逆に、歯周病が治る前にインプラント治療をしている医院の場合は危険です)。
なぜなら、歯周病が治っていないとインプラントの周りに菌が感染して歯槽膿漏になり、何年かすると腫れたりグラグラ揺れてきてしまうことがあるからです。
つまり、インプラント治療は、ご自身の歯をもう一度作るのとほとんど同じことだと思ってください。
⑥インプラントはどのくらい長持ちしますか?
車を買ったから一生もつかというと、やはりお手入れ次第ですよね。お手入れされて長く乗られる方もいらっしゃれば、新車でも海沿いで潮にあたったままお手入れしないでいれば錆びてしまいます。インプラントも車と同じようなものです。普通に使っていただいて10年位もちますが、それより先はお手入れ次第です。「手入れをするのは面倒だなぁ」と思ってしまいがちですが、健康な歯も、歯磨きしないとむし歯になったり、歯周病になったりしますよね?
つまり、何年もつかはお手入れによってかなり左右されてくるのです。インプラントもご自身の歯と同じと思ってください。逆に言えば、まるで本物の歯が元に戻ることに近いからこそ、お手入れが必要なのです。
⑦インプラントの費用はいくらかかりますか?
健康保険が適用されていないので、1本35万円位かかります。1本の歯を入れるのに、1本のインプラントが必要ですので、2本入れれば70万円になります。あとは歯の本数により掛け算となります。インプラントを埋め込む手術の時には、バイ菌が入らないように予約を締切り、滅菌された状態で行います。つまり、院内をあなた専用にします。インプラントも人口衛星の部品のように精度の高い精密機具です。当院で使用しているインプラントはドイツ製のもので、全世界で使用されており、世界で25%のシェアをもっていますので、ご安心ください。